俺はなんばんぼし

釣具屋と不動産屋の

第78回「加齢が今年も止まらない」

何がめでたいのか分からない、などと言ったらアメリカ人に怒られるかもしれないが、誕生日とはどうしてめでたいものと決まっているのだろうね・・・。
生き延びることが難しい時代は歳を重ねる意味が今とは違っていただろうし、今でも乳幼児は身体が丈夫ではないからその成長を寿ぐ意味はある気がするが、現代の成人の多くにとっては、ただ単に年齢が不可逆的に増加するだけでやはり、何がめでたいのか分からない。

ということで先日31歳になったの。中学生の時に精神年齢テストなるものを受け、31歳と測定された自分にとってはなんとも感慨深いような気もするが別に深くはない年齢になったのである。

誕生祝いだと言って上司がMARUZENの包みを呉れた。中に入っていたのは宅建のテキスト。俺もやるからお前もやれ、ということらしい。
他人から貰ったものを無下に扱うことは万死に値する、という教えを大學で叩き込まれたため、どうやら自分は宅建の試験を受けなければならない状況にあるわけなのね、今。

試しにネットに落ちてた過去問をやってみたら、14点だった。正解率は28%で、懐かしきセンター試験(900点満点)に換算すると252点。前途洋々たる数字である。
点取ゲームは久しぶりなので、案外楽しめそうな気がしている。

文責 資格のない不動産屋