最近、私の住む大阪の街が汚れている。ゴミが散乱しているのだ。特に駅周辺。ちょっと落ちてるとかの騒ぎではない。なんかもうすごい量のゴミが散乱している。駅周辺には居酒屋が幾ばくかあるので、そのゴミが荒らされているのだ。さらにそのゴミは何日経ってもそのままになっている。ゆえに道がゴミだらけで、何事か、という気分になっている。誰が荒らしているのか。
犯人はおそらくカラス。連中が、外に出されたゴミ袋をつついて中身を撒き散らしているようである。一度そのシーンを目撃した。不届な連中である。
とはいえ連中も生きるためにやっているから仕方がない。我々もゴミを出す必要があるし、連中も食べねばならぬ。お互いの都合があるのだ。カラスを責めるつもりはない。
で、私が一番気になっていることは、この現象が最近突然起き出した事だ。
カラスがゴミを荒らすなんてのは昔からある事だし、それが起きたとしても、おそらく従事者の方かゴミの責任者の方かどなたか存じない誰かがすぐに掃除し、ゴミが散乱しっぱなし、ということはなかった。大阪の街に何かが起きている。
一体何が起きているのか。
○掃除従事者の方の一斉ストライキ。
これはある。人口減少、進む円安、劣悪な待遇。ストライキ機運は年々高まっている。国を挙げて考えていかなければならない。
○カラス増加
充分にある。単純にカラスの数が増えてて掃除が追いついていないのかもしれない。彼らはよく生態系の頂点に君臨する。タカとかトンビがいじめられるのだ。集団戦に長けているらしい。ではなぜカラスが増えたのか。
・カラスハンターの減少
カラスを狩ることを生業にしているカラスハンターが人知れずいるのだろう。あるいは無垢な少年たちがそうだ。彼らはカラスを攻撃する。そんな彼らが高齢による後継者不足で一人一人と少なくなってしまった。あるいは青少年の人口減少。敵対者がいなくなり、カラスが増えているのだ。
何年か前に団塊の世代のように大量のカラスが出生し、彼らが大人になったのだ。これはかなりある。こういう世代が大恋愛するとカラスは増える一方向だ。
日本よなぜ…
○もともと説
なんてことはない、もともと大阪はゴミだらけなのだ。今年はなんか目につくだけでこんなもんなのかも知れない。そうと言われればそうかも知れない。そこが良いところなのかも知れない。
とにかく、昨今の変化の急激さには目が見張るものがある。時勢を注視し、適切な行動を取れるようにせねばならない。
文責おがさわら(31、大阪、リーマンサラ)