俺はなんばんぼし

釣具屋と不動産屋の

第ΟП回「2021年3月13日 滝落下発見/ふわふわはいずこ」

やっと見つかったので自分っていうかおれっていうか僕は嬉しい気持にあふれている。探し続けていたシンプソンズのエピソードを発見するに至りました。探していたのは、ストーリーの冒頭にホーマーが滝に落ちるシーンのある話だったのだが、シンプソンズは話の展開が二転三転してようやく本筋に入るものが多いので、見たいシーンがどのエピソードに挿入されていたのかを思い出しにくい。自分だけかもしれないが。とにかく見つかってよかった。ホーマーが、死んだと聞かされていた自分の母親と再会するエピソードである。感傷的なラストはファンの間でも評判が高い。
滝から落ちるシーンは25回ほど見返した。

 

一日雨。休みの日に降る雨というものは自分は非常に好きですな。なにかにつけて人は行楽へ出かけることを好いこと活動的なこととして奨励する傾向にあるが、自分はそういう感じに町々へ躍り出ることが恥かしいというか苦手なので、週明けなどに「貴君は先週末どこぞへでかけたのか」と聞かれるたびに割と肩身の狭い思いをすることが多い。そこへ雨。雨なら、世の人は外出がおっくうになるので、上の質問に対して「いえ自分はどこにも行きませんでした」と答えても差し支えないのである。そういうわけで休みの日の雨、実にナイスだと思う。

しかしながら今日は雨でも外出せねばならんかった。昨日、自分のところにいる猫がマーライオンのように高所から胃の中のものを吐き出したため、下にあったかけ布団があかんことになってしまった。これを洗わないといけないが、自分のところで洗ったとて乾かしようがない。そのため、コインランドリーに繰り出さねばならなくなって、45Lのゴミ袋にふとんをつめ、不細工な感じでコインランドリーまで歩いて行った。濡れて。

洗い終わった布団はふわふわかつあたたかく、ずっとこの状態が続けばよいのにな、と心から感じた。しかし外は相変わらず雨。来た時と同じように不細工なゴミ袋に不細工に詰めて帰った。布団を袋から取り出した時、すでにふわふわとあたたかさはどこかへ消えていた。無念。