俺はなんばんぼし

釣具屋と不動産屋の

第33回「座標」

前回、オガサワラが投稿してから40日間が経過いたしまして、40日って言うとふつう、小中高生にとっての夏休みと同程度の期間なんですが、今年はアレなので夏休みが短くなっているらしく、ガキ共が家にいる時間が長くなって主婦はも大変ヨ、みたいなことをコメンテイターが昼のテレビジョンで喋っていて、ガキ共にとって帰る場所であり安らぎの場所であるはずのホームにいるだけで問題の種、みたいに扱われていて俺はガキ共が不憫だ、なんて言うと「あんた勝手なこと言うけど、主婦の気持ちになったことあんの? どれだけ大変かわかって言ってるの?」なんて阿呆なことを口にする人たちがあるが、そんな簡単に他人の気持ちや立場になんて立てませんよ、そんな残酷なことよく言えるなあんた。と俺は誰に言っているのか。

って、頭脳が雑念を欲するほどに忙しい40日であったの。私、こんな風でも海外の部署におりまして、こんな世相だから、なにかと騒々しいのですよ、他国の人間と他国のことに首を突っ込んでいると。そんで会社を出るのが遅くなって、サイヤクなことに銭湯が閉まってしまうんですわな、それで私のアパート、風呂に入れないじゃないですかあ? っていうか、ガスが使えないって感じ? みたいな? ガスが使えない理由は諸々あるのだが使えんことには変わりなく、早い話、風呂に入ることができんのだ、入浴が。夏のこの時期、風呂に入れないことは快適な生活水準にこれ達していないことを意味する事実に私は気がつき、引っ越すかあってひとり咆哮して、ぽーんと引っ越した。
引っ越した先には風呂があり、ガス屋の親父とも契約した。感涙。自分の帰る場所に専用の風呂があるということ、ガスが通じているということは、極めてハッピーなことなのだと、今の私はしみじみ思う。東京ガス


そんで、お題の「座標」に繋げなければならないのね。
座標ってそもなんぞ、という話なんだけど、座標って言葉、そも普段使いますか? ってハナシ。
使わないですよな、座標なんて。数学チャート式か「天体のふしぎ」みたいな本にしか出てこない専門用語ですよ、これは。はっきり言って、私には分からねえよ、俺文系だし。知らねえよ、文系だし。
ただなんとなくイメージできるのは、「座標a、bは座標cに対して常に正であり、0