俺はなんばんぼし

釣具屋と不動産屋の

第77回「猫に思う事 パン&味覚」

ネコはパンに似ているかもしれない。
第一、やつらはふわふわである。
第二、色がパンそのものである。黒猫は黒パン、三毛猫はぶどうパン、白猫は白パン、キジトラはマーブルパン。
第三、ほんのりと暖かい。
第四、クロワッサンのごとく三日月型で寝ていることがある。
第五、早朝から始動する。

 

文責:不動産屋

 

追記
先日、興味本位でキャットフードを食べた。確か、なにかの法律か規定だかで、ドッグフードとキャットフードの販売にあたっては人間の試食プロセスが必要だったはずだ。だから、食べても問題はないはずだ。
形の異なる固形フードを3粒ほど頂いた。一応、【チキン】と銘打ってあるが味はほとんど感じられない。風味としてはトルティーヤに近い。

味が人間には感じられないが、猫には感じられているのだろうか。だとすれば、人間の味覚の鈍感さ、猫の味覚の鋭敏さを思わずにはおれぬ。
でも、毎度同じフードを食べていて、猫は飽きないのだろうか。3食別のものを食べないと辟易する人間が多いというのに。この見方においては、猫は食に鈍感であり、人間は鋭敏であるといえる。
人間と猫の舌、その相対性は謎である。